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こんにちは。現場管理者の小林です。
今回は築19年の中古住宅の入居前リフォーム工事の様子を紹介します。
近年、中古住宅を購入してリフォーム工事をする人が増えていますが、
築年数によってもリフォームの工事内容が変わってきます。
例えば、築5年以内だと内装や住宅設備の劣化はほとんどありませんので、
大きなリフォームは必要ないと思います。
ハウスクリーニングをして綺麗にする程度でいいと思ます。
築10~15年になると内装や住宅設備の一部が多少老朽化し始める頃なので、
家全体のクロスを貼り替えたり、トイレや洗面化粧台の取り換え時期になります。
外壁・屋根の塗装なども必要な場合もあります。
築15~20年未満の中古住宅のリフォームは内装や外装だけでなく、
住宅設備全体のリフォームも必要となるケースが多いです。
特に水回り(キッチンやお風呂)は耐用年数が10~20年程度なため老朽化が激しい場合は
設備の総取り換えも必要となってきます。
築20~25年未満の中古住宅ではフローリングの傷みや浮きも目立ってくるため、
張り替えが必要となる場合が多いです。
また、レンジフードの汚れやシンク周りの錆やくすみなどもあるので、
キッチンは交換した方がよいでしょう。
「クロス貼り替え・珪藻土塗り・トイレ洗面化粧台交換・フローリング張り・建具交換」
工事内容はこんな感じです。
トイレ(1階)
便器・手すり取り外し、壁補修や壁紙・床貼り替え後に、
新しいトイレの設置
LIXIL「サティスG」
トイレ(2階)
1階と同様に、
壁紙・床貼り替え、新しいトイレ設置
LIXIL「プレアスHS」
洗面化粧台
撤去後
必要であれば、給排水移設などを行ってから
洗面台を設置します。
LIXIL「ピアラ」
フローリング張り
ダイニングキッチンと和室(タタミ)を繋げてフローリングを張ります。
和室のタタミ撤去、DKのフローリング撤去
LIXIL「ラシッサSフロア」クリアペール
建具交換
襖
LIXIL「ラシッサSクローゼット折れ戸」
今回はまだまだ綺麗なところもありましたので、リノベーションとまではいきませんでしたが、
トイレや洗面化粧台などの取り換え、壁紙の貼り替え程度の工事でした。
築年数が古い中古住宅は、断熱性能が十分でなかったり、
耐震性能が現在の基準を下回っていたりすることがあります。
その場合は、
基礎や建物の枠組みとなる柱の状態は、スケルトン状態(内装や設備をすべて解体し、
柱や梁といった構造体をあらわにした状態)にしなければ、分からない問題もあります。
解体後に修繕が必要だと判明し、当初の想定よりリノベーション費用が膨らんでしまうことも。
「中古を買ってリノベーション」の場合はあります。
なので、はじめから建築の知識があるリノベーション会社を通して物件探しを行うことをオススメします。
ちなみに今回のリフォームをルームツアーとしてYouTubeで公開していますので、
こちらもご覧になってください。
#ライファ今治 #リフォーム今治 #リノベーション今治 #LIXILリフォーム #コロナに負けるな