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こんにちは、水口です。
台風の季節到来ですね。
今回は天窓から雨が漏れているという事でお伺いさせていただきました。
天窓というのは屋根用の窓の事です。近隣が密集して建物が近接し、光が入りにくい場所や方角的に暗くなりがちの場所に設置される事が多いです。晴れた昼間なんかはそこから光が入って来るので照明を使わずに部屋が明るくなりますよね。
ただ、単純に言ってしまうと天窓は開口部なので、天窓のない家と比べるとどうしても熱の出入りが多く、夏は暑く冬は寒くなります。また、屋根に穴を空けるわけですから、メンテナンスをしていかないと雨漏りのリスクがあります。そんなことからも天窓の設置は色々考慮して採用する必要があります。
話はそれましたが、照明を使わずに経済的!とか単純に考えるのはあまり好ましくないので気を付けてください。近隣の環境、住宅内の風の通り道、断熱性能の備わった窓を使う必要があるかどうかなど総合的に考えて設置することが不可欠になります。
話を戻します。まずは漏れている場所を室内から見せていただきました。
☝ こちらのお家はガラスの格子が入っていました。天窓は煙突状になっているのですが、格子は窓の下に納められています。光は遮りたくないが、熱を損失させにくいように取り付けられているようです。
開口部の片側に黒いシミができています。かなり水が流れていたようです。床に置いた鍋やバケツで受け止めている状態でした。
大概の場合、水は上から下に流れます。屋根の形状でいう水下(みずしも)側にシミがあるようです。
外の方からも確認していく必要があります。
屋根の上にも行ってみましょう!
今回は瓦職人さんも同行していたので現場調査した後、一挙に施工しました。
まずは、屋根瓦の撤去と清掃をしました。結構ごみが溜まっていますね。それを除去して原因を探りやすくします。
天窓の板金枠の外し、丁寧にブラッシングします。ガラス周辺に亀裂や穴がないか点検し、コーキングで補修しやすいようにします。
屋根の下地(フェルト?)に穴があり、その周囲に水の溜まったような跡がありました。穴の補修は防水テープにて施工しました。
瓦の重みで潰れていた雨押え板金も折り返し部分を直しました。極力、屋根下地を濡らさない工夫がされています。
周辺もきれいにしたのでシール材で隙間と疑われる部分に充填していきます。さあ、復旧していきますよ!(⌒∇⌒)
窓の板金枠を戻しました。雨押え板金の折り返し付近に黒いパッキン材を取り付けします。さらに水を下地に触れさせない処理です。防水性アップですね!
さっきのパッキンの上から瓦を敷いていきます。外からの処理はいったん終了です。
雨漏りが無くなるまでは、室内側の工事はできません。ひとまず雨を止めることに専念しました。
後日雨が漏れていないか確認後に室内の工事も進めていきたいと思います。(⌒∇⌒)
雨漏りというのは、大きく分けて原因は2つだと思います。
1つは台風や地震などの災害がきっかけで屋根瓦が飛んだり、外壁の崩壊、車の衝突などの圧倒的な外力によって建物が損害を受けた場合。
もう1つは瓦や外壁のひび割れ、シールや塗装の剥がれ、防水シートの能力低下、板金のサビの浸食など経年劣化が原因で防水性能が低下してじわじわと侵食してくる場合です。
今回の場合、きっかけは地震などの大きな外力かもしれませんが、双方の要因のタイミングが重なり合って症状が出てきたのかと思います。
経年変化はずっと続きます。それには定期的なメンテナンスをしていく事が一番の対策なのかと思います。
ライファ今治では工事させていただいたお客様に対して無料の定期点検を施工後から1ヶ月後、半年後、12ヶ月後、23ヶ月後の計4回を2年間に渡りさせていただいております。
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