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公団住宅を中心に昭和30年以降に広くカーペットの床が採用されるようになりました。この時ぐらいからだんだんと洋室の人気が高まり、保温性、防音性、インテリアに優れているために畳からカーペットにする部屋が多くなりました。ただし、掃除が大変だったりカビやダニが発生したりすることから現在ではフローリングが主流になっています。最近の新築マンションでは洋室でもほとんどカーペットは使いません。
今回の工事は、全部屋のカーペット、和室の畳をフローリングにする工事です。まずはカーペット(畳)を剝がしていきます。
カーペットはボンドで張り付けているので凸凹がないようにしっかりとボンドも削り下地調整をしていきます。
廊下は躯体のコンクリートに木を組んで二重床下地になっています。木で高さを上げていますので普通の戸建て用のフローリングが張れますが、コンクリート下地の場合は防音のためのクッション材を貼ってあるフローリングを使用します。釘で止めるのではなくボンド張りになります。どうしても敷居と同じ高さにはできないところもあるので段差解消材などを使います。