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今治市で1坪ほどの縁側のフローリングを張りました。昔ながらの日本家屋には庭先に縁側があります。最近の住宅ではなかなか見られなくはなりました。和室と庭の間にある板張り空間のことです。内部空間なら「広縁」外部空間なら「濡縁」と呼ばれています。内部に設けられた広縁は部屋と部屋をつなぐ廊下の役目もあり外部と内部の間のワンクッションスペースで直射日光を防いだり日陰をつくったり室内の温度をコントロールする役目にもなっています。
今回の工事内容は広縁のフローリングが劣化で歩くときにへこんでしまい床材が弱っていました。歩いていて床が抜けたら大変なことになりますよね。原因は日焼け、湿気での経年劣化だと思います。今の現状の床材の上から新しいフローリングを張っていきます。床材を一度剥がして張り替えをすると手間、予算がかかります。下地はしっかりしていたので上張り工事にすることにしました。8mほどの広縁の半分だけの上張り工事なのでフローリングの厚み分の段差ができます。そこは段差解消の見切り材を取り付けしました。後は、トイレの照明器具交換、お風呂のドアノブ交換、雨樋の補修工事を行いました。