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新型コロナウイルスの影響もありましたが、今治市での築39年木造住宅の新築二世リフォーム工事が完成しました。
まずは、屋根瓦葺き替え工事・外壁塗装から始めました。
「瓦葺き替え工事」・・・既存の屋根材を剥がして新しい屋根材に置き換えること。
雨漏りなど起こった場合は、全面葺き替えよりも、問題となっている箇所をピンポイントで補修した方が費用を抑えることができますが、これからずっと住むとなれば全面的に葺き替えする方がおすすめにはなります。今回は全面を石州瓦に葺き替えしました。防水・耐風・耐震の特長を持つ粘土瓦になります。
瓦葺き替え工事から、続けて外壁塗装工事。
今回はアステックペイントの「シリコンREVO」を使用しました。色は2階部分はブルーグレイ・1階部分はコバルト
1階部分の板張りの部分にはここも同じくアステックペイントの「マックスシールド」弾性硬化剤を使用。
外部工事はこれで完了です。
続いて室内工事。まずは解体からしていきます。お施主様の希望、新しくするために1度壊していく工事です。
解体が終わったら、床面フローリング張りや壁天井の木下地などの大工工事を開始しました。
やみくもに壊すわけではなく、壊す・壊さないをよく考えて指示を出して工事を進めていきます。
畳を敷いていた和室の床面はフローリングを張ることになります。捨て貼りの構造用合板を張り、材料搬入をした写真です。
畳の部屋をフローリングにする際に注意することがあります。断熱です。畳はそれそのものが断熱素材なので、下からの冷気や暖気を感じ難いですが、そのままフローリングにすると断熱効果が無いので外気の影響を受けてしまいます。
そこでライファ今治では畳の部屋をフローリングにする時は必ず床断熱をしてからフローリングを張るようにしています。よく金額だけで安いや高いと言われますが、これから長く住むお家なので、こんなところまで気配りされているかどうかだと思います。
続いて、キッチン取替工事。LIXILの「リシェルSI」に交換します。
↑施工前
↑施工後
2階和室の壁珪藻土塗り。
↑施工前
↑施工後
写真だとちょっと違いがわかりにくいかもしれませんが、もともと繊維壁だったところを珪藻土で塗ってます。1面はアクセントとして色を変えての扇仕上げです。
ユニットバス工事。
↑施工前
↑施工後
キャットウォーク
ペットドア
愛猫が自由に行き来できるようにペットドアを設置。キャットタワーからキャットウォークまで行けるようにしています。
中古住宅からのリノベーション工事は、リビングや各部屋のどの部分をどんな風に変えたいのか、リフォームの目的をはっきりさせておくことが重要です。
家族全員でイメージを出し合い、希望や不満な点をピックアップして優先順位をつけていくといいと思います。