![]() ![]() |
![]() |
![]() ![]() |
こんにちは、小林です。
皆様のお住まいには使っていなくて、物置状態になっている和室があったりしませんか?
ライフスタイルの変化や家族の成長などで、和室が使いきれていないというご家庭も多いようですが、
実際のリフォームの現場では和室から洋室にするリフォーム工事の依頼をいただくことが結構あります。
今回の事例を是非参考にしてみてください。
和室のリフォーム工事と言っても内容は様々で、
・畳をフローリングに張り替える。
・壁・天井を壁紙で仕上げる。
・襖に洋風の壁紙を貼る、もしくは洋室建具に取り換える。
・押入れをクローゼットに。
工事内容はいろいろです。
今回の工事は「床・壁・天井」
工事期間は約1週間
床
畳➡フローリング
畳を剥がしてフローリングを敷くだけだと思われがちなのですが、適切に下地調整をする必要があります。
今回の畳は厚みが57~58㎜だったので、根太⇩と合板で高さ調整をして敷居との段差解消を行います。
畳とフローリングとでは厚みが違うので段差をなくすために、木下地⇧や合板⇩を敷き高さを合わせます。
⇩
フローリング張り
完成
壁
繊維壁➡珪藻土塗り
今回のリフォーム工事は、柱が見えている壁(真壁)で繊維壁の上から珪藻土を塗ります。
まずはアク止め効果もある下塗りをして次に上塗りである珪藻土塗りを行います。
フジワラ化学「ベストアンダー」(アク止め・下地調整材)
フジワラ化学「シルタッチSR」完成
天井
天井解体➡新規天井造作・壁紙(クロス)
以前に行った屋根塗装工事の際、高圧洗浄の水が浸入しシミになったそうです。
下地も傷んでいる場合があるので、一度解体して下地から新しくすることになりました。
解体後
天井下地
石膏ボード張り
クロスを貼る前にパテをします。
完成
今回のリフォーム工事では壁に珪藻土を塗っています。
工程通りにアク・シミ止め効果のある下塗り材(ベストアンダー)を塗り
下塗り後しっかりと乾燥時間もとり、上塗り(シルタッチSR)をしましたが、、、
色番221白い壁はアクが染み出てしまいました。
残念です。。。
ということで、上からリフレタッチを塗ることにしました。
リフレタッチも同じフジワラ化学の商品ですが、シルタッチとは違い下塗りを塗る手間がなく、
1回塗りで仕上げることのできる珪藻土になります。
今回は、事前にアクが出ることを見越してベストアンダー(下塗り)からシルタッチ(上塗り)
を準備していましたが思っていていた以上にアクが強かったです。
アク・シミの種類について
・ベニヤなど木材のアクを、塗り壁材が吸い寄せる
現代の工法は壁が石膏ボードなどを使用することが多くなり、石膏ボードの下地では釘打ちができないので、
壁掛けテレビをつける場所によってはベニヤ板を貼る場合があります。
ですが、ベニヤ板は珪藻土や漆喰を塗る左官仕上げには厄介になります。
なぜなら、、、珪藻土や漆喰が板からアクを吸い上げ、仕上げた面にアクが染み出るというわけなのです。
茶色のシミみたいなのが出てきます。
工事費用は、
6畳間の場合、
壁に珪藻土を上塗りする:約7~10万円
新しく壁を作ってクロスを貼る:約20~30万円
畳からフローリングする:約15~20万円
見積もり無料ですので気軽にお問い合わせください。