こんにちは。現場管理者の小林です。

今治市で外壁塗装工事始まりましたーーー！！

足場組立は約1日半で完成。

今回のブログのテーマ！！

外壁塗装を行う前の、

下地処理「ひび割れ補修」

簡単に測ったところひび割れが約60～70ｍありました。

年月が経つとコンクリート構造物には、必ずと言っていいほどひび割れが生じてしまいます。

ひび割れが生じる原因は様々ですが、

ほったらかしにしておくと時間とともにひび割れ幅は拡大し、

鉄筋の腐食とともに構造物の性能は加速的に低下していきます。

その原因を細かく追求していくとかなり深い話になってしまいますので、

ここは少しシンプルに考えることにします。

とにかくそのままにしていたら、

危険です！！！！！！！

縦に入っている線がひび割れです。

このひび割れを補修してきます！！

下地処理とは、サビだったり塗料の剥がれやひび割れ

などを補修して塗装ができるようにすること。

下地処理がしっかりしていると仕上がりもいいし、

少しでも長持ちします。

今回のは、、、

「Vカット工法」

ひび割れの上にコーキングをするのではなく、

専用のサンダーで切り込みを入れます。

サンダーでU型にカットするのでUカットと呼んでいます。

なぜここまで大きくカットするのか！！！

ひび割れを上からシーリング材だけで処理するとひび割れの深い部分まで

きっちりと充填出来ないので空洞が出来てしまいます。

そうなるとコーキングの意味がない！！！

塗装をしたら大丈夫！！とはいきません。

Uカットをしてしっかりとコーキングを充填させて雨漏りや劣化を防ぎます。

これがひび割れに対する適切な処理であります。

しっかりとコーキングが密着するように、

プライマーを塗布してコーキングを充填します。

コーキングだけだと、塗装をしてもコーキング跡が目立つので、

表面は左官処理を行います。

左官処理を行うのは、コーキングだけだとどうしても

痩せてきます。

この後外壁塗装をしても最初はきれいですが、

年数が経つにつれてコーキングの跡がはっきりと出てきて

劣化が早くなります。

それを防ぐために左官処理を行います。

もちろん工事費も高くはなりますが、

建物を保護するためには必要なことです。

専用モルタルで左官処理をしたら下地処理完了となります。

外壁塗装をすることも建物の保護になりますが、

ひび割れや塗料の剥がれなどは塗装するだけではいけません！！

下地処理をしっかりすることが良い外壁塗装につながると考えています。

乾燥したら次は塗装をしていきたいと思います。

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