キッチンリフォーム取り換え工事も組立てのみになりました。

これまでの工程です。
まずは解体作業から行います。作業しやすいようにキッチンに接続している水道、ガスなどを取り外します。次にレンジフードや上部にある吊り戸などを取り外していきます。キッチンを撤去したら、IHや食洗機の電気配線、給排水の移設作業をします。その際、図面通りに正確な位置に移設する必要があります。しかも今回の場合は電気配線工事、水道配管工事をするのに床下に入って作業しなければいけないので簡単な工事ではありません。最低役2日間仕込み工事として頂いています。

給排水移設。図面通りの位置に設置します。この部分はこれから付くキッチンの収納を取り外しても見えることはありません。配管のスペースがあり隠れるようになっています。
水廻りのリフォームは、元々の給排水の配管の位置によってさまざまな制約が出てくる場合が多いため注意が必要です。キッチンの位置が全く変わらなくてもシンクの位置は多少変わるので、排水管の位置は考慮する必要があります。床下では水が自然と流れるために勾配をつけて配管しています。勾配は約50分の1以上取ることが条件です。給排水は位置や勾配など考慮すべき点が多く作業にも時間がかかります。あとはキッチンを新しく組立ててから接続工事を行い完了となります。