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太陽光の売電が満了になるご家庭には蓄電池の導入をお勧めします
近藤 純二

現場日記

2020.11.29

自宅に太陽光発電システムを設置して10年近くになる人が多くなっています。今までは電力会社に高値で売電していたのが、10年を過ぎると極端に安くなってしまいます。それならばと検討され始め出したのが、屋根で作った電気を電力会社に売るのではなく、電気を貯めてご自宅で使うことができる蓄電池の導入です。

今回ご相談を頂いたお客様も来年の2月に売電の満了を迎えるということで、蓄電池の説明をさせて頂き導入が決まりました。蓄電池を導入すると、太陽光発電で作った電気や深夜の安い電気を溜め、それを電気代の高い昼間に自家消費することと、災害等による停電時に電気が使えるということです。

導入に当たっては、最初に電力会社や国に提出する書類の作成があります。お客様のメールアドレス、パスワード、ログインIDなどが必要ですが手続きは全てこちらでするのでご安心ください。次に現場調査ですが、蓄電池の設置場所、パワコンの位置などを決めます。その場所を決める時は将来におけるメンテナンスのことも考慮します。

部屋の中では蓄電池に繋がるコンセントの位置を決めます。非常時の事を考えると冷蔵庫は外せませんので、ここに1つともう1つは家族が集まるリビングに非常用コンセントを設けることが多いです。いつも使うわけではないので余り目立たないところにします。今回設置したのは9.8kWのパワーなので停電時でも17時間くらいは電気が使えます。

これだけを済ますと後は工事にはいります。工事については次回にします。

蓄電池の写真