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雨天時の屋根塗装は絶対にNG!!!
小林 正弥

迅速かつ丁寧に対応させていただきます。工事のことはお任せください!
趣味:野球
資格:外壁劣化診断士、危険物取扱者

現場日記

2021.08.18

こんにちは。工務の小林です。

コロナ禍の中でしたが東京オリンピックも無事に終わりました。

始まるまでは別にどうでもいいと思っていましたが、

いざ始まると、全くの真逆で

感動!感動!

オリンピックサイコー!(^^)!

と、なっていました(笑)

さて、そのオリンピックが終わってお盆休みに入りましたが、

ずーーーーーーーーーーーっと雨が続いています。

気持ちが下がってしまいますよね。

塗装工事に関しては全く工事が進まない状況になっています。

雨の日の塗装作業は絶対にNGですが「雨に濡れるのが嫌なんでしょ」程度で

具体的な理由はわからない方も多いと思いますので

簡単にですが説明させてもらいます。


1.雨水で塗料が流れてしまう

塗装はローラーや刷毛などを重ねて塗ることで塗膜を厚くし、塗料本来の特徴・耐久性を持たせます。

雨が降っている中で塗装をすると塗料が流れてしまい塗膜が薄くなってしまいます。

長持ちさせるための塗装ですが全く意味がなくなってしまうのです。

2.乾燥不足により剥がれやすくなる

湿度にも関係しますが、塗装面と塗膜の間に雨水が入ると水ぶくれのようになり

先に雨水が乾燥して水ぶくれのところから剥がれたりすることにもなりかねません。

乾燥しないと次の工程に進めないのでやはり晴れた天気のいい日に塗装するのがいいです。

3.見た目が悪くなる

塗装は機能性上大事ですが、見た目もかなり大事になります。

塗装してすぐに雨が降ると雨筋・雨が当たったところが白くなる・塗料が垂れるなど

塗装した後でもすぐに雨が降るのはNGとなっています。


突然雨が降ることもありますが、天気予報を見ながら計画的に工事を進めることも

塗装職人の仕事だと思っています。

それ以外にも、湿度や気温、冬の霜なども塗装してはいけないNG項目になります。

状況にもよりますが、ライファ今治は基本的に危ない橋は渡りません。

安全・確実な工事をさせていただいております。