「中山美穂死去」衝撃的なニュースが飛び込んできた。
中山美穂世代ど真ん中、というわけではないけどぼくが物心ついたころからアイドルとして芸能界にいた、ぼくの中でのザ・芸能人。
芸能人が急死すると世間的に広がるのが「また自ら…」という空気。ぼくも多分に漏れずその1人でした。
しかし、所属事務所が後日発表したのは「浴室内での不慮の事故」とのこと。
浴室内での不慮の事故?何か含みを持たせるなぁと思ってはいますが、多分これはヒートショックじゃないかと推測します。
ヒートショック?あまり聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんので、今回はそのヒートショックについてお伝えします。
Google先生によると「気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることをヒートショックといいます」だそうです。
つまり同じ建物の中でも温度差ってありますよね。その暖かい部屋、例えば冬場に暖房がかかったリビングから脱衣場なんかの寒いところへ行くと寒さに対応するために血圧が上がります。そこから昔のタイル貼りなんかの寒い浴室に入るとさらに血圧は上がるのですが、お湯の溜まった浴槽に浸かると急に体が温まるのでそれに伴い血圧も急に下がります。
その結果、目まいや立ちくらみ、失神してしまったり脳梗塞、心筋梗塞まで引き起こすことがあります。
浴槽の中でそんなことになったらどうなるか想像できるでしょうか。浴槽にはお湯が溜まっています。その中で意識が無くなると…そのまま溺れてしまいます。
ではそれを起こさないようにするにはどうしたらいいかということですよね。
できるだけ温度差の無い家にするということです。と言われたので「冬場でも暖房を消して寒いリビングで過ごそう」なんて方はいらっしゃらないと思います。
ではどうするか。逆に寒いところを無くしていったらいいんです。寒い部屋が先程2つほど出てきたかと思います。脱衣場と浴室ですよね。
脱衣場に暖房を置く。これも確かに寒さ対策という点では効果的かもしれませんがヒートショック対策からすると逆効果になる可能性があります。
それはなぜか。暖かいリビングから暖房を置いて暖かくなった脱衣場に行きます。この時点では血圧は変わりません。が、脱衣場よりもさらに寒い浴室に入ります。
そこで急に血圧が上がって、そのまま暖かい湯舟へ…。わかりますよね?
脱衣場を暖かくするのもいいのですが、一番暖かくしないといけないのが浴室です!
ライファ今治もよくお風呂の工事の依頼をいただきます。その際にまずお客さんに尋ねるのが今のお風呂の不満ごとです。
タイル貼りの浴室であれば、まずみなさんおっしゃるのが「とにかく寒い」ということです。
寒いというのを解消するために工事をするのであれば、寒くならないお風呂をご提案するしかないと思います。
それを聞いているのにただ単に見た目がキレイになるだけのユニットバスをおすすめするようなことはライファ今治にはできません。
LIXILのユニットバスには大きく分けて2種類あります。
当たり前ですが、全国的に見るとリデアの方が出荷台数は多いです。何てったって「普及品」ですから。
でもライファ今治に浴室の工事依頼をくださるお客さんの90%以上の方がスパージュを選ばれます。
その一番の理由がとにかく暖かいお風呂ということです!
このようにスパージュは天井、壁、床、浴槽と保温材で巻かれています。言うなれば魔法瓶のようなお風呂ということです。
つまり、浴室を一度暖かくしてしまえばその暖かさがずーーーーっと続くんです。
ではどうやって暖かくするのかということですが、浴槽にお湯を張りますよね。その際に湯舟に蓋をしないで開けておく。それだけです!
その蒸気が部屋(浴室)全体を暖かくして、その暖気はもう逃げません。
保温材で巻かれてるのはスパージュだけ?と聞かれそうなので念のためお伝えしておくと、
リデアにも同じような保温材はあります。「同じ」ではなく「同じような」です。
このそれぞれ赤で囲っているところにご注目ください。
スパージュの方は「アルミ蒸着フィルム付樹脂発砲シート」と何とも重厚な感じのが書かれているのに対してリデアは「再生発泡スチロール」です。
は、は、は、発砲スチロール??そうです。発泡スチロールです。それだけです。
しかもスパージュの「まるごと保温」は標準搭載なのに比べ、リデアではこの「あたたかパック」というのがオプションになります。
あっ、浴室を暖かくすると言えばわざわざ保温材に頼らなくても俗に言う「浴乾」、浴室換気乾燥暖房機があるやん!
確かにあります。でもそれって電気を使うんですよね。ということは毎回電気代がかかります。
しかもそもそも保温材を巻いてないユニットバスを浴乾で暖かくしても壁、天井、床、強いては窓から全部逃げて行きます。
以前はスパージュを採用していただくお客さんでも「浴乾もつけてほしい」と言われたら言われるがままご提案していました。
それが数年前から無理に付ける必要ないんじゃないか、という考えに変わりました。
そのきっかけが定期点検です。ライファ今治では工事をしていただいたお客さんに定期点検を実施しています。
数年前のちょうど秋頃にスパージュを入れさせていただいたお客さんがいらっしゃいました。その方への1年後の定期点検の際です。
「浴乾付けてもらったけど、これ全然使わんわ」と。話を聞くと暖房を付けなくても充分に暖かいというのです!
それ以降は付けようか付けまいか悩まれている方には「付けなくても充分暖かいですよ」とお伝えしています。
もちろんお風呂で洗濯物を干したいという方は乾燥機能が必要なので話は別ですが。
ただ、リデアにされる方には浴乾は絶対に付けさせていただきます。この今回のブログの根幹でもありますが、これは命に係わることなので。
ここまで読まれていたら「スパージュは善」「リデアは悪」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、そういうつもりで書いてるわけではありません。
リデアはリデアでいいところもあります。多分(笑)
いかんせん先にも述べましたがライファ今治でリデアを採用することが滅多に無いのでリデアに関する知識に乏しいという一面もあります。
「今回はリデアなんです」とメーカーの方に言うと「えっ!?」てなるぐらいうちでは珍しいことなので。
ちなみにですが、ヒートショックで亡くなる方は年間2万人弱もいて、交通事故で亡くなる方の2倍と言われています。
しかも、なぜかこの愛媛県が毎年ワースト上位に入っています。
天災も少ないので平和ボケしてる県だとはよく言われますが、あとの祭りにならないようにくれぐれもご用心ください。
過去のYouTubeでもスパージュをご紹介させていただいているので、ぜひご覧ください。
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一度会ったその時に昔からの知り合いのように安心して何でも話してください。
趣味:料理、サッカー、写真撮影
資格:2級建築士、2級エクステリアプランナー、愛犬家住宅コーディネーター、既存住宅状況調査技術者