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外壁の塗装や塗料の役割っていったい何?
小林 正弥

迅速かつ丁寧に対応させていただきます。工事のことはお任せください!
趣味:野球
資格:外壁劣化診断士、危険物取扱者

現場日記

2020.01.24

家を守る外壁塗装についてですが、大きく分けて3つの役割があります。

  1. 色彩  外観・地域性・好みの色
  2. 機能性  遮熱・断熱・汚れを落とす・消臭・防カビなど
  3. 保護  建物を守り抜く・寿命を長くする

1,2に関しては、重要性はあまりなく今すぐに工事を行う必要はありません。ただし、3の「保護」に関しては、全く違う視点で考えなければなりません。住宅にとっての一番の天敵は「水と湿気」です。雨漏りというのは屋根からだけではなく、もちろん壁からも発生します。住宅の躯体部分に水が浸入すると腐食してしまい住宅の寿命を縮めてしまいます。欧米に比べ日本の住宅の寿命が短いと言われる理由は、適切なメンテナンスをしていないからだと思います。

塗料選びについてですが、塗料にはそれぞれ特徴があります。建物の状況や現状の悩み、今後の計画によって選択する塗料は異なります。塗料には樹脂(素材)の違いはもちろん、水性・弱溶剤、機能性などの違いによりかなりの種類があります。一言でこの塗料が良い、悪いといえるものではなく、塗り替えを行う住宅の築年数や立地条件、劣化状況や素材などの建物の状況や、お客様の住まいに関するご要望、今後この家をどのようにメンテナンスして何年住み続けるかなどにより塗料を選ぶことが大切です。

塗料の紹介はまた後ほどしていきたいと思います。