和室の畳8帖間をフローリングに張り替えるリフォーム工事です。
畳を撤去して断熱材を敷いてフローリングを張ります。
ホコリがすごいことになっています。掃除をしてから作業にかかります。
あっ、工事前にすることがあります。
新しくする根太、コンパネなどの下地の厚みなどに関係してくるので事前に畳の厚みを測っておきます。
これは大事なことです!
なぜなら!!!敷居や隣の部屋との高さを合わせるためです!!
今回の工事で言えば、畳を剥がした下地の板から敷居までが55㎜でした。(上記の写真)
フローリングが12㎜、その下に貼る下地の構造用合板が12㎜なので、
残りの31㎜を根太で調整します。
30㎜の根太を敷いていきます。
しっかりと釘留めします。
スタイロフォーム(断熱材)30㎜を根太間にはめ込んでいきます。
畳の状態の時は畳自身が断熱材になってくれるのでいいのですが、そのままフローリングにするとどうしても寒さを感じてしまいます。
ライファ今治では畳をフローリングにする際には必ず断熱材を入れます。
当たり前のようですが、それに気づいてそこまでやっているところはなかなか無いかと思います。
スタイロフォームは非常に熱を伝えにくいのが特徴で、新築住宅にもよく使用させています。
根太、スタイロフォームの後に12㎜の構造用合板(床下地)を張ります。
床下地を張ることを「捨て貼り」と言い、今回のように根太の上に床材を張るやり方を
「捨て貼り工法」と言います。
捨て貼りに使う板材は構造用合板と呼ばれる、とても丈夫な板材です。
耐震アップのために壁材にも使われることもあります。
フローリング張り完了です。
大工さん2人がかりで約1日の工事でした。
このような時期なのでお家にいる時間が増えています。
古くなった畳やフローリングなど張り替えることで気分のリフレッシュにもなります。
断熱性、耐震性などの効果もアップします。
迅速かつ丁寧に対応させていただきます。工事のことはお任せください!
趣味:野球
資格:外壁劣化診断士、危険物取扱者