HOME > 現場日記 > 外壁屋根塗装での冬場に起こりやすい不都合事例

外壁屋根塗装での冬場に起こりやすい不都合事例
小林 正弥

迅速かつ丁寧に対応させていただきます。工事のことはお任せください!
趣味:野球
資格:外壁劣化診断士、危険物取扱者

現場日記

2021.02.01

今回は屋根や外壁塗装において冬から初春にかけて特に起こりやすい事例ををご紹介させていただきます。

ざっくり言うと結露による「水性上塗り材の金属屋根施工」の不都合事例です。その手直し方法・対策もお伝えします。

水性上塗り材を金属屋根に塗装後、間もなく日が暮れ金属表面の急激な温度低下によって結露が発生。

その結露により発生した水が乾燥途中の塗膜に染み込み、膨れ・剥離につながります。

コンクリートでも気温が低すぎる場合に「寒中コンクリート」といわれる特殊なコンクリートがあるみたいですが、

個人的にはあまりお勧めできません。

塗装でも、湿度85%、気温5℃以下は塗装をしない方が良いとされています。

山間部などでの金属屋根の塗装で、日当たりが悪く日照時間が短い現場で多くこの不都合事例が報告されています。

特に風がない環境下では注意が必要です。

今治市 屋根外壁塗装 外壁塗装 アステックペイント 金属屋根 不都合事例 ライファ今治

「膨れ・剥がれが発生した時の手直し方法」

1度膨れ・剥がれが発生した塗膜は、浮いた状態で硬化するケースが多く、乾燥しても密着・付着力が回復することはありません。

浮いた塗膜を除去してから、再度塗装をするしかありません。

ライファ今治での冬場の塗装工事の不具合に対する対策法

結露の発生は、夕方や夜間の気温の低下が大きい要因です。湿度が高い時には職人と相談しながら作業を行うようにしています。

  • 施工終了時間を早くし、日暮れまでに十分な乾燥時間を確保する

  気温が極端に低い日は15時までに塗装をして十分な乾燥時間をとる。

  • 1階の塗布量を減らし塗布回数を増やす

  塗膜の乾燥時間を早めるために上塗り2回のところを3回に増やす。

  • 希釈する水を減らす

  水性上塗り材は塗料に水を混ぜて塗装します。その水の量を最低限にします。逆に夏場は水を増やすこともあります。

 

1年でも特に寒くなる冬場に塗装工事をするときは十分に注意・気を遣いながら作業をすることがいい塗装工事につながります。

知識もなく塗装している業者も多くあります。ライファ今治はしっかりと研修を受けたスタッフ・塗料メーカーとともに、

経験豊富な塗装職人と打ち合わせをしながら工事をしています。

安心して塗装工事の依頼をしてください。

ぜひドローン屋根点検もお試しください!!!!

ドローン点検が無料で出来るようになりました。