こんにちは、工務の小林です。
今治市で屋根外壁塗装工事が完工しました。
いつものように、ドローンで屋根を調査しながら写真を撮り、見積もりを出して
工事をすることになりました。
まずは、高圧洗浄・ケレンをして塗装前の下準備をします。
ここまではいつもと同じです。
ライファ今治ではアステックペイントの塗料を推奨し使用しています。
今回の問題点
屋根の下塗り弱溶剤系「サーモテックシーラー」を塗りました。
翌日に見ると状態が悪いところは旧塗膜から剥がれていました。
なぜなのか?
理由として考えられることは、
・もともと瓦と旧塗膜が密着していなかった。
・旧塗膜の寿命。
・旧塗膜とアステックペイントの下塗り材の相性が悪い。
・旧塗膜が弱溶剤系に反応した。
など、考えられる原因は様々あります。
ドローンの点検時はそこまでひどい状況だとは思いませんでした。
対処法としては、
・全塗膜を剥がす
・瓦の葺き替え
・下塗り材を変更する
がありますが、費用的なことを考え
お施主様にはしっかりと確認し、下塗り材を変更することにしました。
弱溶剤系に反応していたので水性系の下塗りに変更しました。
下塗り材を変更したので反応はしなかったですが、悪いところは剥がれていました。
今回の塗装工事は今までで一番難しい工事となりました。
なんとか仕上げることができました。今回のことは非常にいい勉強になりました。
次回からは試し塗りをしたり、もっと慎重に工事をしたいと思います。
迅速かつ丁寧に対応させていただきます。工事のことはお任せください!
趣味:野球
資格:外壁劣化診断士、危険物取扱者