ライファ今治工務の小林です。
今回紹介する工事は、
「内航船内の食堂の床面の長尺シート貼り」
施工前に送られてきた写真です。
品番はわかりませんが、
「船用フロアタイル」
下地のセメントがボロボロに割れて、フロアタイルが剥がれていました。
フロアタイルとは、、、塩ビ素材のタイル床材
一般住宅の洗面所やトイレなどに貼るクッションフロア(1.8㎜)は柔らかくクッション性がありますが、
フロアタイルは約2.8㎜で硬さがあります。
どちらも木材や石材の質感を印刷したものをエンボス加工することで本物のように模造していますが、
硬さのあるフロアタイルの方がよりリアルに仕上がっているのが特長です。
フロアタイルを剥がしてみると下地が予想以上にひどい状態。
さてさて、楽しくなってきました。
下地処理をします。
ボコボコになっている下地をどうにかしないときれいに仕上げることができません!
セメント系の補修材でできるだけ平滑に仕上げます。
下地調整はセメントを流し込むように!
今の床面の上に薄い膜を張るイメージです。
下地完成です。
シートを貼っていきます。
専用ボンド
均等に!
軽く押さえます。
シートとシートの間の隙間は溶接で!
材料の繋ぎ目に長尺シートと同じ成分の塩ビの棒を溶かして流し込み、
余分な所をカッターで、そぎ落とす事。
完成です。
「長尺シート」とは、主にマンションの廊下や階段で使われている
「防滑性ビニル床シート」のことをいいます。
1番のメリットは硬くて強いこと。
一般住宅ではあまり使用することはありませんが、
長尺シート貼りも、ぜひお任せください。
迅速かつ丁寧に対応させていただきます。工事のことはお任せください!
趣味:野球
資格:外壁劣化診断士、危険物取扱者