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軒天の役割
近藤 陽子

お客様と末永くお付き合いできるよう全力でがんばります。
趣味:映画鑑賞、ランニング、お酒
資格:宅地建物取引士、2級エクステリアプランナー

現場日記

2019.11.20

家のメンテナンスをしないと劣化して耐震性や耐久性が失われます。
お家の外側でいえば前回ブログにあげた屋根や外壁、軒天などあります。
屋根について
今回は軒天に役割につてい紹介したいと思います。

軒天とは軒先の裏側にある天井で、役割は外観を美しくする事(軒天がないと野地板や垂木、桁、母屋などが露出した状態になります)と火災が発生したとき軒天ボードがあると火災時の延焼拡大を防いでくれます。
軒の出があることは雨漏れ防止、日差しの調整と保護、急な雨除け、外壁や室外機の耐用年住が高まるなどのメリットがあります。

軒天の材料は合板、ケイカル板、フレシキボード、スラグ石こう板、金属板があります。
劣化症状として日の当たらないところは色あせたり、シミができたり、塗膜がはがれたりします。気づいたら早急に塗装を検討しましょう。
軒天の劣化を放置すると、通気がうまく行われず温度が上がり水がたまりやすくなり、放置すると建物内部が腐食してしまいます。軒天が劣化すると汚れも付着しやすくなり、汚れが目立ちます。
軒天は屋根とは違い、自分でチェックできるので1年に1回を目安に軒天の状態をチェックしましょう。
軒天の写真

軒天の写真